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東北新幹線E5系「はやて」体験乗車 [鉄道の旅]

青森~大阪まっしぐら

往路は日本海縦貫線を3日かけて辿った大阪から青森への旅ですが、復路はあっさりと新幹線で突っ切ります。復路も乗り継ぎ旅を期待されていた方には申し訳ないんですが、私の体力も限界に近付きつつあります。それに新幹線を使ってわずか6時間余で突っ走ることで敢えて往路とコントラストをつけるのもおもしろいかなと思ったのです。

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▲大阪までの乗車券を手に青森を発つ

新青森発10:28の「はやて22号」を押さえています。特急券は往路1日目のゴール直江津駅で購入していますが、乗車券は青森駅で求めます。青森駅の窓口で「大阪まで1枚!」って言ってみたかったんです! 1日に何枚売れるんでしょうね。

◆特急「つがる4号」(青森~新青森)

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▲新青森まではJR東日本のご厚意に甘えます

新青森までは10:04発、特急「つがる4号」に乗車します。東北新幹線利用客の利便を図るため青森ー新青森間の一駅は乗車券だけで特急も利用できる特例措置が適用されます。私も甘えさせていただきます。

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▲「つがる4号」はE751系

青森駅名物の長~い跨線橋を渡って3番線へ。ホームにいたのは愛嬌のある顔をしたE751系の4連。もちろん私にとっては初めての車両。1区間だけですが、体験乗車させていただきます。
ツガルというと、私は漢字表記の「津軽」を思い浮かべますが、今はひらかな表記の「つがる」であります。かつての“出世列車”から気軽な地域の足に役割も変わったようです。

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▲E751系の車内

さっそく乗り込みましょう。車内はシンプル&スマートにまとめられています。しかし、しかしシートピッチは往路に乗車した「いなほ」の485系3000番台車同様の910ミリのようです。なんでやねん?! 910ミリのルーツはというと遅くとも「旧こだま形」。昭和30年代の代物じゃありませんか。なぜ半世紀以上も前の規格に執着するんでしょうか。自由席でも20~30%の入りしかない車内で激しく疑問に思います。
とはいえ、私は特急料金なしで乗せてもらっているのでこれ以上は言いません。5分ほどで新青森着。

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▲新青森で「スーパー白鳥」に対面

ホームに下りると隣にはJR北海道の789系「スーパー白鳥」が。思えば今回の旅は「白鳥」の面影を追い求める旅でもありました。かつての堂々たる姿を思い浮かべると弁当箱のような今の出で立ちはちょっと・・・・。


◆「はやて22号」(新青森~東京)

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▲新青森からは新幹線で

がらんとしたコンコースを抜け新幹線ホーム12番線に向かいます。日頃新幹線とは無縁の生活を送っている私。東北新幹線なんて「やまびこ・あおば」、車両はアイボリーと緑の200系から更新は止まったまま。ホームに向かいつつテンションはどんどん上昇します。でも、30年前東北新幹線の栄えある下り1番列車に乗ってるんですよ! ということで秘かに東北新幹線新青森ー盛岡間を乗りつぶします。

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▲「はやて22号」はピッカピカのE5系

そんな私を待っていたのはE5系です。増備が進み「はやて」にも進出して来たE5系に、どうせならと指名買いしたのでありました。もちろん普通車ですよ。グランクラスに乗るような身分じゃありませんのでね。
真新しいE5系ではありますが、外観は・・・・。緑、紫、銀の色合いといい、嘴のようなノーズといい実車を見てもお世辞にも格好いいとは言えませんなあ。

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▲客室は対照的にシックなデザイン

車内に入ると印象は一変、グレーを基調にしたインテリアは落ち着いていて高級感も漂います。シートに座るとピッチもゆったり(1040ミリ)、背摺りも高く掛け心地は快適、快適♪ さらに可動式の枕が良い仕事してくれます。3列側のA席だったので窮屈かなとも心配していましたが、杞憂に終りました。B席が空いていたこともあって3時間40分の乗車は全く疲れ知らずでした。E5系の評価急上昇であります。

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▲さらば!東北(七戸十和田ー八戸間)

10:28、静かに新青森を離れます。
車内は空いている様子。というのも前述のとおり座席の背摺りが高いため着席した状態では車内の見通しがきかないんです。
この列車は盛岡まで各駅停車、次の七戸十和田でC席にビジネスマン風が乗車します。車窓には3セクとなった旧東北本線が時折姿を現し、EH500の引くフレートライナーも見かけます。明日の日本海縦貫線を見る思いです。

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▲盛岡駅停車中

11:35、盛岡に到着、6分間の停車です。ホームから見下ろす盛岡の町は私の好きな町でもあります。学生時代、関東在住時代には何度か訪れていますが、大阪に戻ってからは遠い存在になっていました。

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▲盛岡名物の併結作業

6分停車の理由はもちろんこれ! 秋田からの「こまち」との連結作業。後からやって来た「こまち22号」がゆっくりと「はやて」に近付き10数名のギャラリーが見守る中連結完了。連結部付近には見学の際の注意事項なども掲示されていて、この作業が一大アトラクションとなっていることを示しています。
おっと!発車時刻が来ました。急いで8号車に駆け込みます。

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▲仙台はすぐに発車

盛岡を発車すると仙台、大宮、上野に停車するのみ。天気も悪くなりテンション急降下。
そんな中、メールが着信。東京特派員が私の歓迎宴を開いてくれるとのこと。加えて今は大阪在住の元山口支局長も出張をやり繰りして参加してくれることに。そうなると時間や場所の調整が必要になりますが、トンネルだらけの新幹線ではメール送信もままならず。スマホ相手にイライラするうちに大宮に到着です。かつて2年半埼玉県民だった私にとっては懐かしい駅。

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▲あっという間に東京

雨の中、住宅と工場の密集地を埼京線とともに進み14:08東京着。ホント、新幹線は速い! 700キロ余を3時間40分ですよ! 往路の鈍行旅なら2日を要する距離ですから。それだけに東北のリズムから順応できずコンコースの人混みでキョトンとしてしまいます。なので体力の温存も考えて赤レンガの見物もせず特派員との待ち合わせ場所、八重洲北口に向かいます。しかし、東京駅、変わったなあ!! 私がウロウロしていたのは20年近くも前のことですもんねえ。

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◆エピローグ

この後、東京特派員と八重洲北口の「オールドステーション」に繰り出し、首都圏の鉄道、ホテル業界の近況についてレクを受けるなど情報交換。さらには元山口支局長も合流します。なんと、松山出張の後に東京出張を抱き合わせにする荒業で合流してくれました。
宴もたけなわとなったところでこの旅の最終走者、19:40発「のぞみ401号」の発車が迫ったので東京特派員と別れ、15番線に向かいます。大阪まで元支局長の介助付きで帰ります。
東海道新幹線に最後に乗ったのは何時のことだったのかすら思い出せないほどのご無沙汰ですが、E5系に較べてN700系のシートのお粗末なこと! 素寒貧としたインテリアもチープな印象を強調しています。
結局、新大阪には22:16に到着。東京駅で約5時間のインターバルを取りながら、10:04に青森駅を出てから12時間で大阪まで戻って来ました。いやあ、新幹線ってホントに速いですねえ! 北陸新幹線延伸についてはあれこれ苦言を呈した今回の旅でしたが、最後には新幹線の威力を見せつけられて幕を閉じたのでありました。


☆この旅の往路の様子は以下のとおりです・・・・

日本海縦貫線2012秋 プロローグ >>こちら
日本海縦貫線2012秋 大阪~金沢 >>こちら
日本海縦貫線2012秋 金沢~直江津 >>こちら
日本海縦貫線2012秋 直江津~村上 >>こちら
日本海縦貫線2012秋 村上~酒田 >>こちら
日本海縦貫線2012秋 酒田~秋田 >>こちら
日本海縦貫線2012秋 秋田~弘前 >>こちら
日本海縦貫線2012秋 弘前~青森 >>こちら


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やまびこ3

おつかれさまでした。
新幹線の旅も楽しまれたようで、なによりです。
E5系では一気にシートピッチが広くなりましたが、N700より優秀とのお見立て、連続して乗ったことがないので、気にしたことがありませんでした。
by やまびこ3 (2012-12-04 20:37) 

サットン

やまびこ3さん

帰路は新幹線にガッツリ乗ってみました。
E5系はほとんど予備知識がない状況での乗車でしたので新鮮だったのかも知れません。インテリアは好みがあるとは思いますが、シートの掛け心地はN700と較べて1枚も2枚も上ですね。ピッチは双方同じだそうですが、総合点では断然E5に軍配が上がります!
by サットン (2012-12-05 12:42) 

まるたろう

青森から東京、新大阪までお疲れ様でした。
自分はE5系、東京駅で見ましたけど、ノーズが長すぎで、
写真がうまく撮れなかったのは残念でした。
ぜひ実際に、乗ってみたい車両ですね。
by まるたろう (2012-12-05 18:29) 

あおたけ

とくに東海派というわけではないのですが、
シートピッチはE5系の方が広いものの、
個人的に座り心地はN700系の方が深くてスキです。(^^;)
油圧式の背面テーブル採用にも好感持てますし。。。
(スミマセン、あくまでも個人的好みです)。

「つがる(津軽)」、「白鳥」、そして「はやぶさ」と、
どれもいまだに先代の方が印象の強い列車ですね〜。
by あおたけ (2012-12-05 18:58) 

UZ

青森までのご旅行お疲れ様でした。
東北新幹線は私自身10年以上利用したことがなかったので、E5系を拝見して新鮮に感じました。E5系は普通席の座席間隔を広げていて、航空を意識した車内空間になったなと思いました。

E751は「はつかり」時代の乗車率は良かったと思います。私も青森まで利用しましたが混雑していました。運行開始から10年以上経過していますし。

N700系のぞみは山陽区間ではLCC対抗のJR西日本発行の割引切符では対象列車になっていることがあります。西ヘ行くほど空気輸送なので致し方ないでしょうね。個人的にはあの車内空間は疲れますが。
by UZ (2012-12-05 23:05) 

サットン

まるたろうさん

今回の移動距離はざっと2300kmになります。我ながらよくぞスケジュールどおりに進んだもんだと思います。
E5系は見るよりも乗る車両だなと感じました。でも、そこはドライな新幹線、情緒はなかったですねえ。
by サットン (2012-12-06 10:09) 

サットン

あおたけさん

N700対E5、突っ込んで比較するとおもしろいかも知れませんね。ピッチはwikiによると双方ともに1040ミリだそうですが、それすらE5の方が広く感じました。油圧式テーブルですか?初めて知りました!
そうですね、白鳥、はやぶさ、津軽は何れも国鉄時代の大名跡ですよね。今ははやぶさ以外はこじんまりと走っていますが・・・・。
by サットン (2012-12-06 10:20) 

サットン

UZさん

東北新幹線、私は200系から一気にE5系でしたので、それはそれは新鮮でした! 幅の広いボディにずらりと並ぶシートは本当にヒコーキを思わせます。
E751系はシンプルな車内には好感を感じましたが、あのピッチは酷いですわ。せめてあと50ミリは拡大してくれないと窮屈で。とはいえ5分しか乗っていませんが・・・。
東海道・山陽新幹線はビジネス客が主体なのでクールなインテリアってことでしょうが、そうだからこそ移動中はほっとできる空間を提供して欲しいですね。私もビジネスマンだった頃は100系の暖色系インテリアの方に好んで乗っていました。
by サットン (2012-12-06 10:33) 

Kyo-to

こんばんは。
復路は一気に新幹線、ってのも全然アリじゃないですか。
ヒコーキだとさすがに呆気なさすぎですが、
サットンさんのリポートだと新幹線道中記も読ませます!
やっぱ僕とは視点が違うのでなおさら(笑)。
東京で旧知の方々と旧交を温める、なんて旅の締め方もイイですね~。

僕も11月下旬の三連休旅で東北新幹線乗ったばかりなんです。
E5系はおっしゃる通り、シート&乗り心地はグーですよね!
見た目はミドリのイルカみたいでファンシーですケド。
by Kyo-to (2012-12-07 01:30) 

ミスター仙台

東北をグルリと一周ですね。
行きは日本海側で帰りは太平洋側と、
充実した鉄道乗車だったと思います。
しかし、様々な列車が走っていますね。

by ミスター仙台 (2012-12-07 10:22) 

サットン

Kyo-toさん

正直なところ帰路も少しは遊び心を加えたかったんですが、盛岡ー新青森間の乗りつぶしもあって新幹線を使いました。東北と東海道の比較もできて楽しかったんですが、やっぱり「運ばれてる」って感じは否めませんね。
東京駅では思いがけず学生時代からの友人と顔を合わせることとなり5時間も逗留してしまいました。楽しかった♪
E5系、Kyo-toさんの評価も高いようですね。私はE2すら知らなかったので尚更好印象でした。「ミドリのイルカ」、言い得て妙ですね!
by サットン (2012-12-07 10:34) 

サットン

ミスター仙台さん

東北の旅、本当は太平洋側にも行ってみたかったんですが、残念ながら今の状況では私には無理のようなので断念しました。
私の中での東北というと485系やED75が主役のまま時の流れが止まっていましたので次々に登場する目新しい車両は新鮮でした。
by サットン (2012-12-07 10:57) 

nozzy

新幹線の連結シークエンスはいつか見たいところです。
米原駅でも223系の連結・切り離しが行われますが、最近は連結時のショックがほとんど感じられませんね。
by nozzy (2012-12-09 23:19) 

サットン

nozzyさん

盛岡駅での連結シーンは単調な新幹線の旅にアクセントを添えてくれました。
連結作業の現場も近代化されましたね。昔は多くの作業員がものものしく行っていましたが、今はほとんど運転席からの操作で済んでいるようです。
by サットン (2012-12-10 20:51) 

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