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乗りつぶし 南海和歌山港線編 [鉄道の旅]

南海の難関路線に挑む!

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▲土曜・休日は7本のみの和歌山港線

南海未乗線区掃討作戦第1弾を終え加太から和歌山市に戻って来たのが12:47。続いては南海一の閑散路線和歌山港線を乗りつぶします。次の和歌山港行きは13:05発。それまで和歌山市駅構内をウオッチング。

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▲検車区では新旧車両が昼寝中


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▲片開き扉の7000系もまだまだ現役

この駅には大手私鉄のターミナルというよりも、かつての国鉄の地方拠点駅というムードが漂います。レトロなホーム上屋と構内に併設された車両基地などJRでも徐々に姿を消しつつある情景は懐かしさを感じます。

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▲和歌山市駅もフラップ天国

13:05発の列車は車番からわかるとおり先程加太から乗って来た7100系がそのまま運用に就きます。ところで土休ダイヤの和歌山港行きは1日7本が設定されているだけですが、なぜか13時台に2本が集中しています。これが乗り鉄的には狙い目でもあります。

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▲加太線の列車がそのまま和歌山港へ

列車は2両に10数人を乗せ和歌山市駅を発車、広い構内から細々とした単線に進んで行きます。
和歌山港線は延長2.8キロ、現在では中間駅もありませんが、かつては久保町、築地橋、築港町の3駅があったそうです。さらには途中から管轄が和歌山県が第3種鉄道事業者、南海が第2種鉄道事業者となるという複雑な形態で運用されているそうです。(wikipedia)

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▲ワンマン運転?

車窓右手には市掘川、紀ノ川の河口部分が現れいかにも臨港鉄道という風景の中をゆっくりと進みます。前方には紀ノ川河口大橋が望めます。

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▲和歌山のウオーターフロントを行く

わずか4分で終点和歌山港着。ホームには数十人の乗客が待ち構えており、閑散とした終着駅を想像していた私は意表を衝かれます。
現在の和歌山港線の使命は徳島との間の鉄道連絡船である「南海フェリー」の利用者輸送に絞り込まれています。ゴールデンウイーク最終日となったこの日、徳島からのフェリー利用客が和歌山港線に大挙して乗り継いで来たわけです。岸壁には13:05に上り5便として到着した「フェリーかつらぎ」が接岸中。徳島との間を2時間少々で結んでいます。

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▲和歌山港線と「フェリーかつらぎ」

和歌山港駅は築堤上に島式ホーム1面2線を擁しており、そのホームは特急「サザン」も乗り入れてくるため8両編成に対応しています。
列車は6分後、フェリーからの乗り継ぎ客を乗せて和歌山市へと折り返して行きます。私は列車を見送り駅周辺を少し散歩してみることに。閑散路線でこんな贅沢ができるのも次の列車が20分後にある、この時間帯だけかも知れません。

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▲和歌山港駅駅名標は更新済み

前記事でも話題にした南海の駅名標ですが、ここ和歌山港のものは駅ナンバー導入後も筆文字の旧式のものが引き続き使用されているとネット上で見たのですが、ご覧のように新デザインのものに更新されていました。南海のCI展開は今も継続中のようです。気の長い話しですなあ。

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▲お約束の車止め

かつてはこの先水軒まで線路が延びていたようです。廃止直前には1日2往復の超閑散ダイヤだったとか。その頃に較べれば今の和歌山港線攻略は格段に楽になりましたね。

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▲駅とフェリーは陸橋で直結

せっかくの滞在時間を楽しむべく駅を出てみましたが、周囲にはフェリーターミナルと国交省の事務所以外はトレーラーが行き交う道路とコンクリートの防潮堤だけ。歩いている人など皆無です。それでも和歌山バスの路線バスが2台、駅前の回転場で折り返して行きました。

ホームに戻って程なくすると和歌山市を13:25に出た列車が到着します。南海フェリーのHPによると13:40出港の6便の接続列車としてこの列車が案内されているんですが、降りた人は数えるほど。乗る方も先程の列車がさらって行った後で私を含め5人程度の乗客を乗せ13:35、和歌山港を後にしたのでした。

これで南海の未乗3線区のうち2線区をやっつけました。いよいよ残り1線区を踏破すべくみさき公園へ転戦します。


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コメント 12

Cedar

駅に隣接して検車区があるのは、今の時代に珍しいですね。駐車場かマンションかショッピングセンターってのが普通ですから。
和歌山がそれだけ停滞してるってことでしょうか?
by Cedar (2013-05-14 07:51) 

サットン

Cedarさん

駅とセットの車両基地って地方県庁所在駅のお馴染みの光景でしたが、最近は高架化や車両基地の統合やらで少なくなってしまいましたね。
こんな風景が今も残っているのは、おっしゃるとおり和歌山の景気の悪さ故かと。JR和歌山駅周辺の様子はわかりませんが、市駅前のレトロタウンはひっそりとしておりました。
by サットン (2013-05-14 11:38) 

まるたろう

和歌山港駅、自分は2008年と2010年に訪問しましたが、
ご指摘の通り、駅名標は旧式でした。やっと変わったかという感じです。
一度目の訪問は、6分の折り返しのところ、4分遅れて到着したので、
駅舎だけ撮って折り返したという、慌ただしかった事を思い出しました。

by まるたろう (2013-05-14 18:40) 

やまびこ3

和歌山港線、多分89年ごろに水軒まで行ってみたことがありました。
何にもなかったなあ。フェリー接続は今でも続いているのですね。
反対側には小松島港線ていうのがありましたね。
by やまびこ3 (2013-05-14 21:24) 

のり

南海沿線の住人であるにもかかわらず、出遅れてしまいました。訪問が遅れまして、申し訳ありません。
和歌山港線は、未体験ゾーンです。一度出撃したいと思いつつ、なかなか思いきれずにおります。
水軒までの区間は、林業振興のための輸送基地として計画され、延伸されたように記憶しております。しかし、開業する頃にはトラック輸送が主流となり、本来の目的を一度も果たすことなく、寂しい終焉を迎えてしまったそうです。
近年は、中間駅もなくなり、フェリー客の輸送に特化した路線と言えると思います。フェリーも萌えキャラを採用したりと乗客獲得に必死のようです。
by のり (2013-05-15 07:20) 

うたに

土休日は7本…こんな路線がJR以外にもあるとは。。フェリーが鉄道連絡船のようで面白い!
まだ乗ったことのない和田岬線も、こんな感じなのかな〜なんて想像しながら拝見しました。
by うたに (2013-05-15 09:16) 

サットン

まるたろうさん

2度も訪問されたんですね。私は次行くとすればフェリーに乗り継いで四国に渡るときかなと妄想しております。
わずか2分程度の折り返しで駅舎の撮影とはかなり際どいタイミングだったのでは?鈍くさい私には無理です!
by サットン (2013-05-15 11:18) 

サットン

やまびこ3さん

水軒まで乗られましたか!今となっては貴重な体験ですよね。
このフェリー、元々は小松島航路で国鉄小松島港線に接続していたようです。それ故鉄道連絡船と呼ばれていたようですが、今もJR宮島航路と並んで鉄道連絡船の地位を守っているそうです。
by サットン (2013-05-15 11:26) 

サットン

のりさん

和歌山港線は閑散路線とはいえ日中の列車もあり比較的容易に攻略できました。わずか4分とは物足りないですけど。
林業振興という狙いもあったんですね。港湾整備の一環で県が絡んでいるというのはwikiで勉強しましたが。
南海フェリーは原油高騰、高速無料などの逆風を受けて減便、減船など苦しい状況が続いているようです。今回はGWということもあり活気のある様子を見ることができラッキーでした。次はフェリーに乗り継いで四国に渡りたいですね。
by サットン (2013-05-15 11:38) 

サットン

うたにさん

和歌山港線、大手私鉄の路線とは思えませんね。この路線と連繋している南海フェリーはJR宮島航路同様鉄道連絡船に分類されているようです。
和田岬線は工場に通勤する人たちが専ら利用しているようで少々色合いが違うかも知れません。かくいう私も未乗ですが。
by サットン (2013-05-15 12:04) 

あおたけ

かつて乗り潰し派にとって、和歌山港線の水軒は、
大手私鉄とは思えない難易度でした。
しかもやっとの思いで着いたのに、駅舎は無かったし(笑)。
「南海フェリー」、徳島港に南海電車の自動券売機があるのが、
鉄道連絡線としての使命を残しているようで、嬉しく思います。
by あおたけ (2013-05-16 13:44) 

サットン

あおたけさん

水軒駅って写真で見ただけですけど北海道の仮乗降場のような本当に何もない駅だったようですね。その頃の苦労と較べれば今は楽チンでした。
今や四国側では鉄道との連絡手段を失った南海フェリーですが、徳島港に南海の券売機がありましたか!? ますますこの航路で四国へ行ってみたくなりました。
by サットン (2013-05-16 16:02) 

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